在雲南省中国石油天然ガス集団(CNPC)筋は12日、中緬石油・天然ガスパイプラインが今年9月に正式に着工され、2012年に運転を開始する見通しであると表明した。

　中国とミャンマーは今年3月、石油・天然ガスパイプラインに関する政府間協定に調印していた。

　CNPCが建設する中緬天然ガスパイプラインは全長2,806km、ミャンマーに西海岸を起点に、マンダレー、ムセを経て雲南省瑞麗から中国へ入って、保山、大理、楚雄、昆明、曲靖を経て貴州省に入り、最終的には広西自治区の南寧まで。トランクパイプラインの圧力は10MPa、直径1016mm、年間輸送能力120億m3。

　（中国能源網 6月15日）