中国石油天然ガス集団(CNPC)の廖永遠副総経理(副社長)と駐中国ミャンマー大使U Thein Lwinは16日、北京人民大会堂において、「中国石油天然ガス集団公司とミャンマーエネルギー省の中緬原油パイプライン事業の開発、運営並びに管理に関する了解覚書」に調印した。中国の習近平国家副主席とミャンマー国家平和発展評議会のマウン・エイ副議長が調印に立ち会った。 同覚書によると、中緬原油パイプライン事業は、ミャンマーのマデ島からミャンマー国内を経由して中国側への受け渡し地点に到るまでの原油パイプライン、貯蔵運搬施設並びに関連施設と、マデ島に建設する超大型タンカーの原油積卸が可能な埠頭とターミナル及びその付近に建設する原油貯蔵運搬施設やその他の関連施設からなる。原油パイプライン事業の設計、建設、運営並びに管理をCNPCが行うことで双方は合意した。パイプラインの設計上の輸送能力は年間2,200万トン。 この原油パイプラインは、中国の新たな石油輸入ルートを開いて石油供給のセキュリティを一層確実にするとともに、中国西南地区のインフラ建設を促進し、西部大開発戦略に寄与する。さらに、南アジア地域における中国の影響力を一層高め、マラッカ海峡に対する依存を緩和し、海上原油輸入のリスクを低減する。 (中国石油新聞中心 6月19日)
中国石油天然ガス集団(CNPC)の廖永遠副総経理(副社長)と駐中国ミャンマー大使U Thein Lwinは16日、北京人民大会堂において、「中国石油天然ガス集団公司とミャンマーエネルギー省の中緬原油パイプライン事業の開発、運営並びに管理に関する了解覚書」に調印した。中国の習近平国家副主席とミャンマー国家平和発展評議会のマウン・エイ副議長が調印に立ち会った。
同覚書によると、中緬原油パイプライン事業は、ミャンマーのマデ島からミャンマー国内を経由して中国側への受け渡し地点に到るまでの原油パイプライン、貯蔵運搬施設並びに関連施設と、マデ島に建設する超大型タンカーの原油積卸が可能な埠頭とターミナル及びその付近に建設する原油貯蔵運搬施設やその他の関連施設からなる。原油パイプライン事業の設計、建設、運営並びに管理をCNPCが行うことで双方は合意した。パイプラインの設計上の輸送能力は年間2,200万トン。
この原油パイプラインは、中国の新たな石油輸入ルートを開いて石油供給のセキュリティを一層確実にするとともに、中国西南地区のインフラ建設を促進し、西部大開発戦略に寄与する。さらに、南アジア地域における中国の影響力を一層高め、マラッカ海峡に対する依存を緩和し、海上原油輸入のリスクを低減する。
(中国石油新聞中心 6月19日)