19日の「フィナンシャル・タイムズ」によると、中国石油天然ガス股フェン公司(PetroChina)は英国のIneosグループとの間で、その傘下の製油所への資本参加について協議を進めている。

　この製油所はスコットランドのグランジマス(Grangemouth)にあり、今回資本参加にこぎつけることが出来れば、PetroChinaにとって初の欧州製油事業進出になる。

　Ineosの負債は2008年末時点で75億ポンドに上る。Ineosは債務を整理するため、すでに複数の企業との間でグランジマス製油所への資本参加につき協議を進めている。

　Ineos側は、PetroChinaとの交渉についてはコメントを避け、まだ打診の段階で取引が成立するかどうかは分からないとしている。

　（新華網 6月22日）