ロシア天然ガス会社ガスプロムのミレル社長は26日、同社の年次株主総会において、ロシアと中国の天然ガス交渉が両国政府の後押しを受けて進められていることを明らかにした。 また、ミレル社長は、中国と共同で天然ガス液化施設の建設を検討していると表明した。ミレルによると、液化施設建設はすでに実質的な交渉段階に入っており、早くも事前の共同研究段階にまで進んでいるとのこと。 ミレルは、ロシアの天然ガスの対中輸出の見通しについての質問に対し、アジア・太平洋地域は前途有望な市場であると回答した。 なお、6月17日、胡錦濤主席の訪露に際して中露間の天然ガス分野の協力に関する協議書が調印された一方で、ミレルは、天然ガス価格をめぐる問題で中露間の一致を見ないため、ガスプロムは予定通りに中国への天然ガス輸出を開始することは不可能と表明していた。 (俄新網 RUSNEWS.China 6月26日)
ロシア天然ガス会社ガスプロムのミレル社長は26日、同社の年次株主総会において、ロシアと中国の天然ガス交渉が両国政府の後押しを受けて進められていることを明らかにした。
また、ミレル社長は、中国と共同で天然ガス液化施設の建設を検討していると表明した。ミレルによると、液化施設建設はすでに実質的な交渉段階に入っており、早くも事前の共同研究段階にまで進んでいるとのこと。
ミレルは、ロシアの天然ガスの対中輸出の見通しについての質問に対し、アジア・太平洋地域は前途有望な市場であると回答した。
なお、6月17日、胡錦濤主席の訪露に際して中露間の天然ガス分野の協力に関する協議書が調印された一方で、ミレルは、天然ガス価格をめぐる問題で中露間の一致を見ないため、ガスプロムは予定通りに中国への天然ガス輸出を開始することは不可能と表明していた。
(俄新網 RUSNEWS.China 6月26日)