ノルウェーのメディアによると、イラク石油相シャハリスタニは6月30日、BPと中国石油天然ガス集団(CNPC)によるコンソーシアムがRumaila油田開発事業を落札したと述べた。

　Rumaila油田開発事業を当初落札したのはエクソンモービルとマレーシアのペトロナスのコンソーシアムであったが、イラク石油省の提示した所定外の費用を拒絶したため、落札の機会がBP・CNPC連合にめぐってきた。

　BP・CNPC連合は石油生産1バレルにつき2ドルの所定外費用を受け入れることを余儀なくされた。

　イラクが油田開発事業の入札を執行するのは2003年の米英軍のイラク侵攻以来初めてになる。すでに操業している油田6件と未開発油田2件の入札を執行し、Rumaila油田が初めて落札された油田になった。

　（中国石化新聞網 7月1日）