中国海洋石油総公司(CNOOC)は7月23日から24日、2009年度中期工作会議を開催した。 経営速報によると、需要の萎縮や金融危機による経営環境悪化にも関わらず、CNOOCは今年上期において探査、増産、精製等の面で良好な成果を上げ、海外における資源獲得や事業建設の面でも進展を遂げた。 CNOOCの傅成玉総経理(社長)は、今年下期の計画配置について、新規油田建設や恵州製油プロジェクト第2期など生産能力の建設に力を入れるとともに、特に今年下期並びに来年においては海外M&A戦略を重点的に検討すると表明した。 傅成玉総経理は、当面の内外情勢におけるCNOOCの長期戦略に言及し、経済調整期にあってはチャンスを掴んで事業建設を加速し、コストを引き下げて、新たな経済サイクルの到来を迎える準備をするとし、今回の金融危機によって、気候変動対策や環境保護、エネルギーセキュリティ、さらにエネルギー革命と連携する新たな成長材料と発展モデルの生成が進んでいると指摘した上で、CNOOCは在来型エネルギーのみならず、石炭由来のクリーン・エネルギーを中心に新エネルギー分野を重点開発領域にしなければならないと述べた。 (中国海洋石油報 7月27日)
中国海洋石油総公司(CNOOC)は7月23日から24日、2009年度中期工作会議を開催した。
経営速報によると、需要の萎縮や金融危機による経営環境悪化にも関わらず、CNOOCは今年上期において探査、増産、精製等の面で良好な成果を上げ、海外における資源獲得や事業建設の面でも進展を遂げた。
CNOOCの傅成玉総経理(社長)は、今年下期の計画配置について、新規油田建設や恵州製油プロジェクト第2期など生産能力の建設に力を入れるとともに、特に今年下期並びに来年においては海外M&A戦略を重点的に検討すると表明した。
傅成玉総経理は、当面の内外情勢におけるCNOOCの長期戦略に言及し、経済調整期にあってはチャンスを掴んで事業建設を加速し、コストを引き下げて、新たな経済サイクルの到来を迎える準備をするとし、今回の金融危機によって、気候変動対策や環境保護、エネルギーセキュリティ、さらにエネルギー革命と連携する新たな成長材料と発展モデルの生成が進んでいると指摘した上で、CNOOCは在来型エネルギーのみならず、石炭由来のクリーン・エネルギーを中心に新エネルギー分野を重点開発領域にしなければならないと述べた。
(中国海洋石油報 7月27日)