中国国家発展改革委員会は、ガソリン及び軽油価格を29日零時より1トン当たり220元引き下げると発表した。ガソリン1リッターでは0.16元、軽油は1リッター0.19元の値下げに相当する。

　国家発展改革委員会の通達によると、今回の値下げは、当面の内外経済情勢や国内石油製品需給状況を総合的に考慮したもの。

　国家発展改革委員会は、今回の値下げに従って、各省・自治区・直轄市並びに主要都市のガソリンと軽油の最高小売価格水準も改訂した。石油製品小売企業はこの最高小売価格以内であれば、小売価格を自由に決定できる。また、国家発展改革委員会は、資格を有する民営卸売企業の卸価格について、最高小売価格からトン当たり400元差し引いた価格を最高卸価格とするよう求めている。

　（新華網 7月29日）