ロイター社8月4日バンコク発によると、タイ政府は2013年末頃にミャンマーMartaban湾海上M9鉱区からの天然ガス輸入を開始するよう計画している。エネルギー相Wannarat Charnnukulが明らかにした。タイ国営石油公社(PTT)傘下の石油・天然ガス探査開発企業であるPTTEPは今年第4四半期までに親会社のPTTと天然ガス売買契約を結ぶ予定。

　Wannarat Charnnukulエネルギー相によると、PTTEPはM9鉱区から3億ft3/dの天然ガスを供給する見通しであり、うち2.4億ft3/dをタイへ、残りをミャンマー国内に供給する。

　M9鉱区はヤンゴンから南へ300kmの海上にあり、PTTEPが株式の100％を保有している。Wannarat Charnnukulエネルギー相は、同鉱区の開発には少なくとも10億ドルの投資が必要であると述べた。

　（中国石化新聞網 8月5日）