中国海関総署が19日発表した重点30業種の貿易統計及び動向分析によると、今年上半期の中国の石油製品輸出は1,043万トン、前年同期に比べ32.4%増加した。また、平均輸出価格は前年同期より比45.6%下がり、輸出額は43.6億ドルで、28.1%減少した。主要石油製品の輸出量はいずれも増加したが、輸出価格は下落した。特に軽油の輸出は前年同期の9.9倍もの大幅増になったが、平均輸出価格は前年同期比51.6%の下落になった。 一方、上半期の中国の石油製品輸入量は1,958万トン、前年同期に比べ7.7%減少し、輸入額は73.6億ドル、54.3%のマイナスになった。 しかしながら、3月以降、世界経済の逐次回復の楽観予測やドル安などの要因で、国際原油価格の上昇が続き、石油製品の輸出、輸入価格は急速に反転上昇している。 上半期の中国の石油製品の主要輸出先はASEAN、香港、パナマ、主要輸入先はASEAN、韓国、ベネズエラ及びロシアであった。 (財経 8月21日)
中国海関総署が19日発表した重点30業種の貿易統計及び動向分析によると、今年上半期の中国の石油製品輸出は1,043万トン、前年同期に比べ32.4%増加した。また、平均輸出価格は前年同期より比45.6%下がり、輸出額は43.6億ドルで、28.1%減少した。主要石油製品の輸出量はいずれも増加したが、輸出価格は下落した。特に軽油の輸出は前年同期の9.9倍もの大幅増になったが、平均輸出価格は前年同期比51.6%の下落になった。
一方、上半期の中国の石油製品輸入量は1,958万トン、前年同期に比べ7.7%減少し、輸入額は73.6億ドル、54.3%のマイナスになった。
しかしながら、3月以降、世界経済の逐次回復の楽観予測やドル安などの要因で、国際原油価格の上昇が続き、石油製品の輸出、輸入価格は急速に反転上昇している。
上半期の中国の石油製品の主要輸出先はASEAN、香港、パナマ、主要輸入先はASEAN、韓国、ベネズエラ及びロシアであった。
(財経 8月21日)