中国は昨年6月1日より、厚さ0.025mm以下の超薄型レジ袋の生産、販売、使用を禁じるととともに、スーパーマーケット、ショッピングセンター、市場などでレジ袋の有料化を実施していたが、国家発展改革委員会は26日、このレジ袋制限措置によって著しい成果が上がったと表明した。

　発展改革委員会によると、レジ袋制限措置実施以降、全国のスーパーマーケットのレジ袋使用量は3分の1程度に減少し、プラスチックの消費を約27万トン減少することになった。また、他の小売店では全国で40〜50万トンのプラスチック消費の減少につながっている。石油に換算すると年間240〜300万トンの節約になり、また、二酸化炭素760〜960万トンの排出削減効果を上げている。

　（国家発展改革委員会ウェブサイト 8月26日）