中国石油天然ガス股フェン公司(PetroChina)は中間業績を発表した。 同社の今年の営業利益は639.29億元、前年同期より19.1%増加した。 PetroChinaによると、国際原油価格の下落や国内石油・石化製品の需要減退、石油製品の販売不振の中、同社の主な増益材料になったのは製油部門である。新たな石油製品価格制度が契機となって、製油部門の収益が大きく伸びた。PetroChinaの今年上半期の製油・化学部門の利益は171.9億元で、過去最高を記録した。PetroChinaは今年1月より製油・化学生産及び販売の一体化を進め、また、製油・化学部門の戦略配置や重点プロジェクトの建設でも大きな進展を見た。PetroChina傘下の独山子石化の1,000万トン製油プラントと100万トンのエチレンプラントが完成した。広西石化の1,000万トン製油プラント、タリム石化の化学肥料プラント、ウルムチ石化のアロマティクスプラントの建設は順調に進んでいる。撫順石化のエチレンプラントや四川石化の製油化学一体化プラントも着工された。こうした施設の完成と着工によって、PetroChinaの経営状況の一層の改善が進むだろう。 また、海外事業についても、PetroChinaはBPと連合してラマラ油田の作業権を獲得するなど、イラクの石油・天然ガス資源開発とサービス市場において大きな成果を上げた。PetroChinaの上半期における海外事業の業績は、石油・天然ガス生産量5,097万boe、前年同期比11.5%増を記録し、同社の総生産量の8.7%を占めた。 (証券日報 8月31日)
中国石油天然ガス股フェン公司(PetroChina)は中間業績を発表した。
同社の今年の営業利益は639.29億元、前年同期より19.1%増加した。
PetroChinaによると、国際原油価格の下落や国内石油・石化製品の需要減退、石油製品の販売不振の中、同社の主な増益材料になったのは製油部門である。新たな石油製品価格制度が契機となって、製油部門の収益が大きく伸びた。PetroChinaの今年上半期の製油・化学部門の利益は171.9億元で、過去最高を記録した。PetroChinaは今年1月より製油・化学生産及び販売の一体化を進め、また、製油・化学部門の戦略配置や重点プロジェクトの建設でも大きな進展を見た。PetroChina傘下の独山子石化の1,000万トン製油プラントと100万トンのエチレンプラントが完成した。広西石化の1,000万トン製油プラント、タリム石化の化学肥料プラント、ウルムチ石化のアロマティクスプラントの建設は順調に進んでいる。撫順石化のエチレンプラントや四川石化の製油化学一体化プラントも着工された。こうした施設の完成と着工によって、PetroChinaの経営状況の一層の改善が進むだろう。
また、海外事業についても、PetroChinaはBPと連合してラマラ油田の作業権を獲得するなど、イラクの石油・天然ガス資源開発とサービス市場において大きな成果を上げた。PetroChinaの上半期における海外事業の業績は、石油・天然ガス生産量5,097万boe、前年同期比11.5%増を記録し、同社の総生産量の8.7%を占めた。
(証券日報 8月31日)