「ウォールストリートジャーナル」紙8月28日付報道によると、中化集団(SINOCHEM)は、イラク油ガス田開発契約第2期入札への参加をイラク政府から承認されたと発表した。

　SINOCHEMの発表によると、同社は技術サービス契約の入札資格を得たとのことであるが、どの油田に入札するかは明らかにされていない。

　イラク政府は11月に10ヵ所の油ガス田の契約について競争入札を行うが、その中にはWest Qurna油田第2期や東バグダッド油田、Majnoon油田などが含まれる。

　中国第4位の石油企業であるSINOCHEMは世界6カ国、14鉱区において探鉱権や開発権を有している。

　（中国石油商務網 8月31日）