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【石炭】

中国神華など石炭大手が国家石炭備蓄基地建設準備に着手 (09/09/07)
2009/9/7
中国【石炭】

 国家発展改革委員会は間もなく国家備蓄基地計画を始動する。地方政府と大手石炭企業が備蓄計画の主力となり、神華等の大手石炭グループも準備に着手している。中でも中国神華はその先駆けとして、約3,000万トンの備蓄基地の設計、立地選定作業を進めている。

 中国政府は石油、食糧備蓄基地だけでなく、国家石炭備蓄も本格化させることになる。企業の備蓄基地は政府部門の承認を経て、国家石炭備蓄基地として運用される。神華以外にも、古手の石炭企業である開ラン集団も河北省曹妃甸に1,000万トン超の備蓄基地建設を検討している。

 神華の備蓄基地は主要電力生産地区の近くに建設されることになる。分析筋によると、輸送の点から見て、神華の備蓄基地の多くは山東など沿海地区に建設される公算。また、神華は先月末、福建省の福州市と戦略提携を結び、同市の羅源湾に大型深海泊地、石炭備蓄基地及び発電所を建設することを表明している。

 (中国広播網 9月7日)