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アジア
【エネルギー全般・政治経済】

中国企業の鉱業への投資を歓迎…モンゴル (09/09/14)
2009/9/14
アジア【エネルギー全般・政治経済】

 モンゴルのZorigt鉱業次官は11日、ダボス会議において、中国の企業がモンゴルの鉄鉱、銅鉱などの鉱業・精錬業に投資することを歓迎すると表明した。

 Zorigt次官は、中国企業の投資はモンゴルの雇用と工業化に有利であるとし、資源価格の上昇はモンゴルの鉱業の発展にとって好機であると指摘した。

 モンゴルは鉱物資源が豊かであり、主な鉱物の確認埋蔵量は、ウラン鉱130万トン、銅鉱20億トン、金鉱3,100万トン、鉄鉱20億トン、亜鉛755万トン、石炭500億トン、石油60億バレルに上る。

 Zorigt次官は、モンゴルの鉱業には多くの多国籍企業が投資しているが、各国の利益関係の中でバランスを取ることが重要であると指摘、モンゴルは外資を誘致して資源の共同開発を進めるためには、過度の統制を撤廃することが必要であるとした。

 (財経 9月14日)