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【エネルギー全般・政治経済】

CNPCが新疆自治区に3本の天然ガスパイプラインを敷設…張国宝能源局長 (09/09/25)
2009/9/28
中国【エネルギー全般・政治経済】

 国家発展改革委員会副主任兼国家能源局長・張国宝は25日、プレス発表において、新疆自治区に3本の天然ガスパイプラインを敷設する計画を明らかにした。以下、張国宝局長の発言要旨。

 24日に独山子石油戦略備蓄基地が着工されたが、それ以外にも、新疆民族地区の発展のため一連の大型エネルギー事業が建設される。これらの事業は総投資額230億元に上り、20億元の税収増、6,000人の雇用が期待される。新疆の新規エネルギー事業には、烏蘇、昌吉、アクスの3件のコージェネレーション事業、ウルムチ北から鳳凰を経てトルファンに到る750キロボルトの高圧送変電事業、イーニンの1000万トン級現代化炭鉱建設、民営企業の広匯によるカザフスタン東部ガス田からの天然ガス及び重質油の導入と新疆北部吉木乃の天然ガス液化プラント建設がある。こうした重要エネルギー事業の着工により、新疆のエネルギーは、技術面でも規模の面でも大幅にステージが高まるだろう。

 また、新疆各民族の生活と大気環境の向上のため、3本の天然ガスパイプラインに着工する。これは、新疆民族地区に天然ガスを供給するためであり、中国石油天然ガス集団(CNPC)が同地区の経済発展を支援する具体的な措置の1つになる。

 (人民網 9月25日)