国内最大級の炭層ガス液化プロジェクトが先頃山西省晋城で着工された。全工事が完成すると総生産規模は日産90万m3に達する。

　このプロジェクトは山西港華煤層気の「炭層ガス液化プロジェクト」。香港中華煤気と山西晋城無煙煤鉱業集団の共同出資によるものであり、規模を備えた炭層ガス液化プロジェクトとしては中国初。

　山西港華煤層気は、世界先端の超低温冷凍技術を採用し、現地で回収した炭層ガスで安全なガスエネルギーを生産することになる。第1期の投資額は4億元、炭層ガス液化量は日産30万m3、2008年8月に稼動を開始する見込み。第2期には日産60万m3が新たに追加され、第1期と第2期合わせて日産90万m3に達する。

(中国石油網 7月16日)