中国石油化工股フェン有限公司(Sinopec Corp.)の戴厚良高級副総裁は28日、同社が河北省唐山曹妃甸に製油1000万トン、エチレン100万トンの一貫プラントを建設する計画を明らかにした。すでに計画案を発展改革委員会に申請したとのこと。 2007年に中国石油天然ガス股フェン公司(PetroChina)が曹妃甸付近において10億トン級の南堡油田を発見し、これに応じてSinopecは昨年10月、30万トン級原油埠頭を完成させている。 業界筋によると、曹妃甸に製油能力を配置することはSinopecにとって大きな意義を備えている。現在、Sinopecは北京に燕山石化を有しているものの、大型製油所は東南沿海部に集中している。今回の製油所建設計画はSinopecが今後、東北や山東省の市場を開拓する上で有利に働くだろう。 (北京商報 9月29日)
中国石油化工股フェン有限公司(Sinopec Corp.)の戴厚良高級副総裁は28日、同社が河北省唐山曹妃甸に製油1000万トン、エチレン100万トンの一貫プラントを建設する計画を明らかにした。すでに計画案を発展改革委員会に申請したとのこと。
2007年に中国石油天然ガス股フェン公司(PetroChina)が曹妃甸付近において10億トン級の南堡油田を発見し、これに応じてSinopecは昨年10月、30万トン級原油埠頭を完成させている。
業界筋によると、曹妃甸に製油能力を配置することはSinopecにとって大きな意義を備えている。現在、Sinopecは北京に燕山石化を有しているものの、大型製油所は東南沿海部に集中している。今回の製油所建設計画はSinopecが今後、東北や山東省の市場を開拓する上で有利に働くだろう。
(北京商報 9月29日)