国家発展改革委員会は9月30日よりガソリンと軽油の価格をトン当たり190元値下げすると決定した。これにより90号ガソリン（オクタン価90）の全国平均小売価格は1リッターにつき0.14元、0号軽油は0.16元下がることになる。

　国家発展改革委員会委員会の通達によると、9月の上旬から中旬、国際原油価格は1バレル70ドル前後で推移していたが、最近は経済回復の見通しが不透明なことや石油在庫の上昇などの影響で、WTI原油価格は9月中旬の72ドルから28日には66.84ドルに下がった。今回、政府は、国際原油価格の変化や国内石油製品需給状況などを考慮した上で、石油製品価格制度に基づき適度な値下げに踏み切った。

　（人民網 9月30日）