26日、中国石油化工(Sinopec)が重慶市で埋蔵量1,200億m3超、アジア最大級のガス田を発見したとの報道があり市場に激震が走ったが、Sinopec筋は同日、北京晨報の記者に対し、この報道を否定し、「もしこれほど重大な発見があれば、必ずSinopec Corp.から正式発表する。1,000億m3の超大型ガス田発見という情報は事実ではない」と述べた。 26日の四川省現地の報道は、Sinopecの南方分公司が忠県、梁平、万州の面積340km2余りのエリアで探査を行った結果、1,000億m3級のガス田を発見したというもの。しかし、上記Sinopec筋は、南方分公司の川東南において本格探査を開始したことが誤報を招いたのだろうと指摘、天然ガス資源量の確定にはさらなる探査が必要と述べた。 また、Sinopecの黄文生報道官も26日、探査は始まったばかりであり、大型ガス田の発見をまだ確認できないと述べ、メディアの報道した天然ガス埋蔵量1,200億m3というのは初歩の見積もりに過ぎず、「最終的にはあらゆる可能性が考えられる。大型ガス田発見の可能性もあり、Sinopecは極めて重要視している」と述べた。 (成都商報 10月26日・北京商報・京華時報・重慶晩報 10月27日)
26日、中国石油化工(Sinopec)が重慶市で埋蔵量1,200億m3超、アジア最大級のガス田を発見したとの報道があり市場に激震が走ったが、Sinopec筋は同日、北京晨報の記者に対し、この報道を否定し、「もしこれほど重大な発見があれば、必ずSinopec Corp.から正式発表する。1,000億m3の超大型ガス田発見という情報は事実ではない」と述べた。
26日の四川省現地の報道は、Sinopecの南方分公司が忠県、梁平、万州の面積340km2余りのエリアで探査を行った結果、1,000億m3級のガス田を発見したというもの。しかし、上記Sinopec筋は、南方分公司の川東南において本格探査を開始したことが誤報を招いたのだろうと指摘、天然ガス資源量の確定にはさらなる探査が必要と述べた。
また、Sinopecの黄文生報道官も26日、探査は始まったばかりであり、大型ガス田の発見をまだ確認できないと述べ、メディアの報道した天然ガス埋蔵量1,200億m3というのは初歩の見積もりに過ぎず、「最終的にはあらゆる可能性が考えられる。大型ガス田発見の可能性もあり、Sinopecは極めて重要視している」と述べた。
(成都商報 10月26日・北京商報・京華時報・重慶晩報 10月27日)