中国海洋石油(CNOOC)の浙江LNG受入基地プロジェクトが18日、着工された。第1期の総投資額69.7億元、年間300万トンのLNGを処理する。第1期は2012年に操業を開始する。第2期では規模を600万トンに拡大する。

　浙江ターミナルのガス源はカタールであり、CNOOCは2008年に、25年間、年間200万トンのLNG長期売買契約に調印している。今年10月19日、カタールからのLNGが深センに到着した。浙江ターミナルが操業を開始するまでは、深セン大鵬ターミナルがカタールのLNGを受け入れる。

　CNOOCは、今年11月13日、カタールと年間供給量を500万トン増やすことで合意し、カタールからの総供給量は700万トンになる。

　（中国石化新聞網 12月21日）