中国石油天然ガス集団(CNPC)とミャンマーエネルギー省は20日、習近平国家副主席とミャンマーのマウン・エイ国家平和発展評議会副議長の立会いの下に、中緬原油パイプライン権利並びに義務協議に調印した。

　中緬原油パイプライン権利並びに義務協議は、CNPCが経営権を有する東南亜原油管道有限公司が負うべき義務とミャンマー政府が同社に付与する権利を定めたもの。同協議の規定によると、ミャンマー政府は東南亜原油管道有限公司に中緬原油パイプラインの建設、運営など特許経営権を付与する。また、東南亜原油管道有限公司は課税減免、原油の通関、通行権など関連する権利を与えられる。ミャンマー政府は東南亜原油管道有限公司に対して中緬原油パイプラインの所有権と独占経営権を保証し、パイプラインの安全を保障する。

　（中国石油新聞中心 12月21日）