12月27〜28日に北京で開催された全国能源工作会議は、2010年の十大重点エネルギー対策を決定した。

　(1) エネルギー開発中長期計画を速やかに策定し、2020年には一次エネルギーに占める非化石エネルギーの比率を15％に高める。
　(2) 電力事業の構造調整を引き続き推進し、コージェネレーション、大型石炭・電力基地建設、電力網建設を進める。
　(3) 石炭工業の発展パターンを転換する。
　(4) 石油・天然ガス資源の探査開発を強化し、石油・天然ガスの安定供給を確保する。
　(5) 再生可能エネルギーと原子力開発に力を入れる。
　(6) 二国間並びに多国間のエネルギー対話・交流を強化し、資源国との平等互恵の協力を拡大する。
　(7) エネルギー産業の科学技術装備の進歩と省エネ対策を推進する。
　(8) 農村地区と少数民族地区のエネルギー建設を強化する。
　(9) エネルギー法制の整備と重要問題の研究を強化し、エネルギー管理対策を法制化のレールに乗せる。
　(10) エネルギー予測を強化し、エネルギー緊急保障能力を増強する。

　（中国石化新聞網 12月29日）