中国石油天然ガス集団(CNPC)筋からの情報によると、同社の2009年の海外原油作業量は6,962万トン、前年比11.9％増加し、権益生産量は3,432.5万トン、12.5％増加した。また、海外天然ガス作業量は82億m3、前年比21.8％増、権益生産量は55.1億m3、20％増になった。また、CNPCの技術サービスの海外契約額は前年比27.4％増加した。

　一方、中国国内における外国との石油・天然ガス協力事業は24件に増え、年産量は645万toe、2008年の2.8倍に増えた。

　CNPCは1月23日、国際業務会議を開き、2009年の国際業務の成果を総括するとともに、2010年の重点対策を検討した。会議において、CNPC副総経理(副社長)汪東進は、2010年の国際業務について、石油・天然ガスの主業務を突出させ着実かつ比較的急速な発展を実現すること、重大戦略事業を実施すること、低コストの発展を堅持して投資収益を重視すること、管理の革新を堅持し国際化経営のレベルを高めること、技術革新を堅持し国際石油・天然ガス市場における競争力を高めること、人材の革新を堅持し国際化人材の組織化を加速すること、テロ対策やHSE（Health、Safety&Environment）対策を強化することの、7つの要求を打ち出した。

　（中国能源網 1月25日）