交渉の難航している中露天然ガス供給問題にもようやく妥結の見込みが出てきた。

ロシアの天然ガス最大手Gazpromのメドベージェフ副社長は21日、2015年より中国への天然ガス輸出を開始すると表明し、来年中頃には中国側と商業契約を締結するとの見通しを示した。

従来の計画によると、Gazpromは中国へ年間600億m3の天然ガスを輸出する。

中国ではこのところ天然ガス不足問題が頻繁に生じているが、中央アジア天然ガスパイプラインの開通によって、問題も一部緩和された。中国はその他にミャンマー及びロシアからのガス供給を模索しているところである。

（網易財経 1月25日）