ダウジョーンズ2月1日上海電によると、中国国土資源部は、2020年には中国のシェールガス年産能力を150〜300億m3に拡大するよう計画していることを明らかにした。

　中国は今後20〜30の大型探査開発鉱区の発見に努め、1兆m3のシェールガス可採埋蔵量の獲得を目指す。但し、中国のシェールガス開発の経験は極めて乏しい。

　中国の2009年の天然ガス生産量は830億m3に上るが、その中でシェールガスのシェアは微々たるものでしかない。中国政府は2020年にはエネルギー供給に占める天然ガスの比率を10％に高めることで汚染を減少しようとしている。中国のエネルギー供給における天然ガスのシェアは目下約4％である。

　（中国石化新聞網 2月2日）