1月28日、国家発展改革委員会価格司の周望軍副司長は、2010年に天然ガス価格改革を進め、需給が価格に反映する仕組みを徐々に確立する必要があると指摘し、それには次のような3つの難題があるとした。

　第1に、輸入天然ガスの旧ユーザーと新規ユーザーの価格差の問題。天然ガス価格改革において、幅広いユーザーの需要を賄うとともに市民の負担を増やさないようにするにはどのような方式を取れば良いかという問題である。第2に、価格の仕組みを利用しながら天然ガスの節約促進と国際協力を通じたより多くのガス源の導入を実現することである。第3に、天然ガス価格改革過程において総量的な需給ギャップが突出している。目下供給総量が十分でなく、大量の輸入を要するが、輸入ガスと国産ガスには価格差がある。この価格差をどのような方法で解決するかが問題でなる。それは需給関係に合致するとともに市民の基本的需要を賄うものでなければならない。これについてはさらなる検討を加えることが必要であり、目下比較的整った、実行可能な方案が形成されつつある。

　（中新社 2月1日）