ダウジョーンズが匿名消息筋からの情報をもとに報道したところによると、中国海洋石油有限公司(CNOOC Ltd.)は、英国のTullow Oil Plcからウガンダ所在の石油資産の株式を25億ドルで買収する。CNOOC Ltd.はそのため、ウガンダのアルバート湖にある約10億バレルの石油鉱床について実証を行っているとのこと。

　Tullow Oilは先月、ウガンダ油田開発の提携パートナーとして、フランスのトタルか中国海洋石油を選択することになると表明していた。同社のCEOであるAidan Heaveyは、提携パートナーは全長1,200kmのパイプライン建設に要する資金を負担することになると述べた。同パイプラインはウガンダの石油をケニヤのモンバサ港に輸送するもの。

　但し、中国海洋石油のスポークスマンは、市場のこの種の風聞についてはコメントしないと述べている。

　ダウジョーンズによると、中国海洋石油はウガンダ隣国のケニヤにおいて石油探査を行っており、また、中国石油天然ガス集団(CNPC)と中国石油化工集団(Sinopec)はスーダンに石油生産資産を有している。

　（中国石化新聞網 2月8日）