新疆自治区石炭工業管理局によると、新疆ですでに発見された鉱物は138種類に上り、うちカリウム塩、石炭等の資源は全国トップとなっている。

　新疆の鉱物資源は豊かであり、第11次５ヵ年規画期には新疆を新たな石油・天然ガス精製基地、石炭火力発電並びに石炭化学基地、そして大型非鉄金属基地、非金属鉱物生産基地として建設することになる。

　新疆の巨大なエネルギー及び鉱物の潜在資源には国内外の大企業グループも注目している。現在、神華集団、国家投資公司、山東新●集団など数十社に上る大企業が相次いで新疆に進出して、鉱物資源の探鉱や開発を進めている。

　新疆の石炭予想原始埋蔵量は2.19兆トンに上り、中国の総石炭予想埋蔵量の40％を占める。新疆は石炭年産量を2020年には10億トンにするよう計画しており、その頃には新疆の石炭生産は全国総生産量の2割以上を占めているだろう。国内の石炭企業も次々と新疆の石炭資源の開発に乗り出している。特に新疆に足場を固めている山西省の企業は10社以上、大同煤鉱集団、山西▲安鉱業集団など大型グループは新疆政府との間で石炭開発の枠組み協議書や提携同意書に調印している。

　（中国煤炭資源網 10月19日）

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