中国石油天然ガス股フェン公司(PetroChina)の蒋潔敏董事長(会長)は8日、同社は海外事業投資を増やし、イラク事業と中央アジア天然ガス開発事業を拡大すると表明した。具体的な支出額は明らかにしなかった。

　蒋潔敏董事長によると、PetroChinaは今年下期からイラクHalfaya油田の開発を開始するが、そのことも国際事業と海外投資増加の原因になる。また、PetroChinaは中央アジア天然ガス事業も加速する。

　PetroChinaの今年の収益能力は昨年よりも強まる見通し。また、今月末に公表される2009年の業績も当初の予想を上回っていると見られる。

　また、PetroChinaとシェルが共同でオーストラリアのArrow Energyを買収するとの情報があるが、蒋潔敏董事長もこのことを認め、同買収案は未だ準備段階であり、タイムスケジュールは決まっていないと述べた。

　（新京報 3月9日）