中海石油管道輸気有限が3.6億元を投じて建設した海口−文昌パイプラインが先頃稼動を開始した。海南島の環状ガスパイプライン計画の一環である。

　海口−文昌パイプラインは、東方−洋浦−海口天然ガスを延長したものであり、海南島環状天然ガスパイプライン網の東ブロックに当る。また、同パイプラインは計画が進められている海南輸入LNGプロジェクトの付帯事業であり、海南省2009年度重点事業に指定されている。着工されたのは2009年3月、総延長は約88キロ、老城ステーションを起点に、澄邁、海口、文昌の3つの県と市を経て、終点は新たに建設された文昌ステーション。輸送規模は7.57億Nm3、年間収入は10億元の見込み。

　（南国都市報 3月11日）