国家発展改革委員会は石油製品の値上げを通達し、ガソリンと軽油の最高小売価格をトン当たり320元引き上げる。調整後の価格はガソリン7,420元、軽油6,680元。1リッター当りだと、平均0.24元（ガソリン0.24元、軽油0.27元）の値上げになる。

　中国の石油製品小売価格には上限価格が適用されており、石油公司は政府の求める上限小売価格内での価格を変動することが可能。4月9日のブレント、ドバイ、シンタの3地における原油価格の連続22営業日の加重平均価格は1バレル79.074ドルになり、前回の国内石油製品小売価格調整時の74ドルとの変動率は、所定の4％を突破して、5.69％の上昇となっている。

　（中国新聞網 4月14日）