重慶は、シェールガス資源が極めて豊かである。中国のシェールガス開発は、シェールガス先導試験開発区の主体である重慶からスタートすることになる。4月9日、重慶市で開催された鉱産資源開発及産業発展フォーラムにおいて、国土資源部石油・天然ガス資源戦略研究センターの張大偉副主任が表明した。 専門家の推計によると、中国のシェールガス可採資源量は約26兆m3に上るが、探査が始まったばかりであり、採掘基地は未だ建設されていない。5年間の調査分析の結果、国土資源部は今年初め、四川南、貴州北、重慶東南、重慶東北など7ヵ所の国家級シェールガス先導試験区を決定したが、中でも重慶は特にシェールガス資源に恵まれている。 張大偉氏によると、2015年にシェールガス可採埋蔵量は1,000億m3、生産能力は30〜50億m3に達する。現在、西南地区全体の天然ガス生産能力は170億m3前後であるから、シェールガスが開発されると、西南地区の天然ガス生産能力は40%増えることになる。西南及び重慶地区の天然ガス不足が緩和されよう。 (中国化工報 4月14日)
重慶は、シェールガス資源が極めて豊かである。中国のシェールガス開発は、シェールガス先導試験開発区の主体である重慶からスタートすることになる。4月9日、重慶市で開催された鉱産資源開発及産業発展フォーラムにおいて、国土資源部石油・天然ガス資源戦略研究センターの張大偉副主任が表明した。
専門家の推計によると、中国のシェールガス可採資源量は約26兆m3に上るが、探査が始まったばかりであり、採掘基地は未だ建設されていない。5年間の調査分析の結果、国土資源部は今年初め、四川南、貴州北、重慶東南、重慶東北など7ヵ所の国家級シェールガス先導試験区を決定したが、中でも重慶は特にシェールガス資源に恵まれている。
張大偉氏によると、2015年にシェールガス可採埋蔵量は1,000億m3、生産能力は30〜50億m3に達する。現在、西南地区全体の天然ガス生産能力は170億m3前後であるから、シェールガスが開発されると、西南地区の天然ガス生産能力は40%増えることになる。西南及び重慶地区の天然ガス不足が緩和されよう。
(中国化工報 4月14日)