ブルームバーグ5月20日北京電によると、中国石油天然ガス股フェン公司(PetroChina)は親会社の中国石油天然ガス集団(CNPC)から海外資産を買収し、海外における石油・天然ガス埋蔵量を増やして、中国国内へのエネルギー供給を増やすよう計画している。PetroChinaは適当な時期にCNPCから「政治的にセンシティブではない」地区の石油・天然ガス事業を買収する。PetroChinaの蒋潔敏董事長(会長)が20日、北京で明らかにした。

　PetroChinaは今後10年内に少なくとも600億ドルを投じて海外資産の買収を進める。同社は昨年、オーストラリア、カナダ、シンガポール及び中央アジアにおいて製油所や石油鉱床を買収した。一方、親会社のCNPCは現在29ヶ国において、石油・天然ガス事業を手がけている。CNPCは今月、ロイヤルダッチシェルとの間で後者の在シリア子会社の株式買収で合意している。

　（中国石化新聞網 5月21日）