内蒙古伊泰煤製油有限責任公司の投資する石炭液化プロジェクトは順調に進展しており、伊泰集団は今後８〜10年かけて石炭液化油年産規模を1,000万トンに拡大するよう計画している。

　計画によると、内蒙古伊泰煤製油公司はオルドス市に年産540万トンの石炭液化工場を建設する。３本の生産ラインからなり、１本につき年産180万トン。総投資額は606億元に上り、2期に分けて実施する。第１期では２本の生産ラインを建設する。

　同プロジェクトのFSは国家発展改革委員会に上程されている。専門家の見方によると、同プロジェクトは技術が成熟しているとともに、節水構想が目新しく、立地先の水資源不足の実状に適応している。

　同公司の年産16万トンの石炭液化工業化モデルプロジェクトは３回の試験運行を経て、フル負荷の安定運行状態にある。

　（中国石化新聞網 8月27日）