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【石油・天然ガス】

中露合弁の天津製油所が着工 (10/09/22)
2010/9/22
中国【石油・天然ガス】

 9月21日、中国側代表の王岐山副首相とロシア側代表のセーチン副首相は天津において、第6回中露エネルギー交渉を行った。

 会談終了後、双方は関連文書の調印式を執り行なった。また、同日午後、王岐山副首相とセーチン副首相は中露東方石化天津有限公司の製油プラント定礎式に出席した。

 中露東方石化天津有限公司は中国石油天然ガス股フェン公司(PetroChina)が51%、Rosneft Internationalが49%出資する中露合弁会社である。製油プラントは天津南港工業区に建設され、年産1,300万トン、総投資額366億元、年商600億元超に上る見通し。主にロシア原油を精製し、ガソリン、軽油、ジェット燃料、LPG等を生産する。

 定礎式において、中国石油天然ガス集団(CNPC)の蒋潔敏総経理(社長)は、中露合弁の製油事業は中国の原油構造の高度化、中露エネルギー関係の促進、天津の経済発展の推進など重要な意義を備えていると表明した。また、セーチン副首相は、このプロジェクトはマイルストーンとしての意義を有し、石油下流分野における中露の協力を始動し、中露両国の友誼の象徴になると述べた。

 (新華網9月21日・中国広播網 9月22日)