中国石油化学工業協会が28日に公表した「業界分析と予測・秋季報告」によると、国際石油価格の上昇が続いているため、製油産業は再び低迷を開始、1〜8月の累計利益は1〜5月に比べ71.9億元減少して、231億元となった。 同報告書によると、製油業界は昨年末より次第に黒字に転じ、今年上期には利益が徐々に上昇したが、下期に入って、国際油価の上昇が続き、国際石油市場の現物価格も高騰、シンガポールの第1〜3四半期の95号無鉛ガソリン平均価格は前年同期比3.3%の上昇となった。しかし、国内石油製品中間基準価格は年初に引き上げられて以降は据え置かれたままであり、90号無鉛ガソリンの平均価格は3.3%下がった。その上、高率の課税によって、石油・天然ガス採掘業の収益が鈍化し始め、1〜8月の業界の利益は低下傾向を示し、前年同期比16.2%減となった。 なお、石油・天然ガス採掘業及び製油業の萎縮とは対照的に化学工業の利益は急増している。 (中国石化新聞網 10月29日)
中国石油化学工業協会が28日に公表した「業界分析と予測・秋季報告」によると、国際石油価格の上昇が続いているため、製油産業は再び低迷を開始、1〜8月の累計利益は1〜5月に比べ71.9億元減少して、231億元となった。
同報告書によると、製油業界は昨年末より次第に黒字に転じ、今年上期には利益が徐々に上昇したが、下期に入って、国際油価の上昇が続き、国際石油市場の現物価格も高騰、シンガポールの第1〜3四半期の95号無鉛ガソリン平均価格は前年同期比3.3%の上昇となった。しかし、国内石油製品中間基準価格は年初に引き上げられて以降は据え置かれたままであり、90号無鉛ガソリンの平均価格は3.3%下がった。その上、高率の課税によって、石油・天然ガス採掘業の収益が鈍化し始め、1〜8月の業界の利益は低下傾向を示し、前年同期比16.2%減となった。
なお、石油・天然ガス採掘業及び製油業の萎縮とは対照的に化学工業の利益は急増している。
(中国石化新聞網 10月29日)