薄膜ソーラー電池の標準組織として、中国電子工業標準化協会薄膜ソーラー電池標準化作業委員会が広東省仏山市に発足した。

　薄膜ソーラー電池に関する｢中国標準(China Standard)｣の策定は、中国の太陽光発電機器産業を規範的かつ秩序的に発展させ、中国の太陽光発電企業が国際競争において発言権を獲得するために役立つ。

　関係筋によると、中国のソーラー電池産業は急成長し、中国は今やソーラー電池生産大国になっているが、技術は不十分であり、コア材料は輸入に依存している。産業資源の浪費も深刻であり、産業の持続可能な発展の要請に応えていない。

　薄膜ソーラー電池標準化作業委員会は、自主イノベーションを中心とする標準化戦略と知的財産権戦略を強化し、企業を主体とする標準化の運営の仕組みを完備し、特許や標準化を通してイノベーションの成果をマーケットの競争力に変え、産業発展のための技術基盤を固める。

　（中国建設報 11月5日）