「経済参考報」紙は、2010年の中国10大エネルギーニュースを選んだ。

　(1) 国家能源委員会が発足。温家宝首相が主任に就任。
　(2) 王家嶺炭鉱で「3・28」浸水事故。
　(3) 新疆自治区で資源税が試験的実施。中国の資源税改革にとって重要な一歩に。
　(4) 中緬石油・天然ガスパイプラインが着工。中国4大国際エネルギー戦略ルートが形成。
　(5) 上海東海大橋風力発電所が系統連系発電開始。海上風力発電時代が幕開け。
　(6) 中国高速中性子実験炉(CFFR)が初臨界。中国の第四世代原子力発電の自主革新の成果。
　(7) 「川気東送」パイプラインが商業運営開始。
　(8) 電力供給制限をめぐって争論。「軽油不足」の主因とも。
　(9) 中国のレアアース管理が国際的な焦点に。商務部はWTOのルールに合致と表明。
　(10) 火力発電企業が10省で軒並み赤字。石炭と電力の矛盾が未曾有の激化。

　（経済参考報 12月27日）