12月31日、PetroChinaの陝京第3天然ガスパイプラインが全線開通した。同パイプラインの開通により、華北地区への天然ガス輸送能力は1日当たり2,000万m3増える。 陝京第3天然ガスパイプラインは陝西省の楡林を起点に、太行山、吕梁山の山々や、黄河、汾河等の河川を横断し、陝西、山西、河北を経由して北京市西南の良郷ステーションまで総延長896kmに及ぶ。パイプラインは直径1016mm、年間輸送量150億m3。150億m3の天然ガスが供給される場合、2,100万トンの石炭に取って代わり、CO2を630万トン削減することになる。 北京市では経済の高成長とエネルギー消費の激増に伴い天然ガス使用量が年20%以上のペースで増加しており、特に2006年から2009年の年間伸び率は38%を超えている、2010年の年間天然ガス使用量は70億m3を突破し、陝京第1パイプラインと第2パイプラインだけでは需要を賄うことが難しくなっている。 (中国石油報 1月4日)
12月31日、PetroChinaの陝京第3天然ガスパイプラインが全線開通した。同パイプラインの開通により、華北地区への天然ガス輸送能力は1日当たり2,000万m3増える。
陝京第3天然ガスパイプラインは陝西省の楡林を起点に、太行山、吕梁山の山々や、黄河、汾河等の河川を横断し、陝西、山西、河北を経由して北京市西南の良郷ステーションまで総延長896kmに及ぶ。パイプラインは直径1016mm、年間輸送量150億m3。150億m3の天然ガスが供給される場合、2,100万トンの石炭に取って代わり、CO2を630万トン削減することになる。
北京市では経済の高成長とエネルギー消費の激増に伴い天然ガス使用量が年20%以上のペースで増加しており、特に2006年から2009年の年間伸び率は38%を超えている、2010年の年間天然ガス使用量は70億m3を突破し、陝京第1パイプラインと第2パイプラインだけでは需要を賄うことが難しくなっている。
(中国石油報 1月4日)