5月9日、工業情報化部は《2011年度標準化重点工作》を通達し、標準化戦略の研究強化、IOT(モノのインターネット)や新エネルギー自動車等の重点分野の標準と制定と改訂を進めて、工業と通信業の発展を支えることを打ち出した。

　工業情報化部によると、急を要する一部産業の標準を対象に、今年は制定作業を一層強化する。技術改良、自主イノベーション、省エネ・排出削減、老朽化生産能力の淘汰、品質ブランド、工業化と情報化の高度融合、戦略的新興産業の育成と発展などの重点工作をめぐって、3,000件の標準の制定を進め、標準の誘導と模範の作用を発揮させ、もって産業発展の必要に応じる。

　また、工業情報化部は国際標準の採用を強化し、国際連動を加速することも打ち出している。その一方で、中国の独自標準の海外普及も強化し、重要国際標準制定作業への参加の度合いを高める。

　（京華時報 5月10日）