5月13日、中国初の陸成シェールガス井である延長石油集団柳坪177井が点火に成功した。これにより、同集団は非在来型石油・天然ガス資源開発において実質的な進展と打開を遂げた。

　シェールガス開発は、世界的に非在来型石油・天然ガス探査開発において際立っているが、中国のシェールガス開発はほとんど空白状態。

　延長石油集団研究院は2009年から非在来型石油・天然ガス資源の探査開発について研究を進め、《延長石油・天然ガス非在来型資源評価》研究を展開するとともに、2010年には国土資源部から総投資額6,000万元の《オルドス盆地東南部シェールガス高効率開発モデルプロジェクト》研究事業を請け負った。研究院と油田公司は一致協力してシェールガスの探査を展開している。

　延長石油集団研究院の技師によると、柳坪177井は中生界探査目標鉱区の石油・シェールガス複合探査井であり、2010年7月に掘削を完了した。シェールガス層は良好な油徴・ガス徴を示している。

　（陝西日報 5月20日）