ロシアエネルギー省石炭局のアレクセイエフ局長は、国際統一電力システムと中国神華集団がロシアKuzbassにあるMencherepskoye炭鉱を共同で開発することを明らかにした。さらに、この事業の枠組みの下で石炭液化工場も建設する。 Mencherepskoye炭鉱の埋蔵量は約8億トン。同地に電力技術コンビナートを建設する計画である。年産900万トンの坑井2坑、年産400万トンの露天採鉱場、年間加工量2,200万トンの選炭場や、半成コークス、吸着剤、高級カーボン材料といった石炭加工施設も建設計画に盛り込まれている。投資額700億ルーブル。2015年までに完成させる。 両社は2010年9月、ロシアでの石炭液化工場建設に関して覚書に調印していた。アレクセイエフ局長によると、同工場で生産する製品はすべて中国に輸出する。事業投資額は10億ドルに上る。なお、石炭液化工場の建設技術を提供する中国企業は、Mencherepskoye炭鉱の石炭の品質には完全に満足しておらず、同炭鉱はあくまで計画案の一つに過ぎない。 (俄新網 RUSNEWS.China 6月15日)
ロシアエネルギー省石炭局のアレクセイエフ局長は、国際統一電力システムと中国神華集団がロシアKuzbassにあるMencherepskoye炭鉱を共同で開発することを明らかにした。さらに、この事業の枠組みの下で石炭液化工場も建設する。
Mencherepskoye炭鉱の埋蔵量は約8億トン。同地に電力技術コンビナートを建設する計画である。年産900万トンの坑井2坑、年産400万トンの露天採鉱場、年間加工量2,200万トンの選炭場や、半成コークス、吸着剤、高級カーボン材料といった石炭加工施設も建設計画に盛り込まれている。投資額700億ルーブル。2015年までに完成させる。
両社は2010年9月、ロシアでの石炭液化工場建設に関して覚書に調印していた。アレクセイエフ局長によると、同工場で生産する製品はすべて中国に輸出する。事業投資額は10億ドルに上る。なお、石炭液化工場の建設技術を提供する中国企業は、Mencherepskoye炭鉱の石炭の品質には完全に満足しておらず、同炭鉱はあくまで計画案の一つに過ぎない。
(俄新網 RUSNEWS.China 6月15日)