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【新エネルギー】

中国の分散型風力発電が第12次5ヵ年規画期には3,000万kWに (11/06/23)
2011/6/30
中国【新エネルギー】

 中国クリーン電力フォーラムからの情報によると、間もなく公布される《再生可能エネルギー第12次5ヵ年発展規画》で確定している1億kWの風力発電目標のうち、分散型風力発電の設備容量が2015年には3,000万kWに達する。

 国家能源局の関係者は先般、第12次5ヵ年規画期には「大型基地の大規模化と分散型開発を結びつける」構想を堅持するとしている。低風速風力発電所と高海抜風力発電所の開発は業界が注目する焦点になっている。中国の利用可能な低風速と高海抜風力資源の面積は全国の風力資源エリアの68%を占め、安徽、湖北、福建、雲南などに分布しているが、これら地区の風力発電開発はほとんど空白状態にある。中国資源総合利用協会再生可能エネルギー専門委員会とグリーン・ピースが共同でまとめた《中国風力発電発展報告2011》も、第12次5ヵ年規画期にはこれら地区で中小型風力発電所を開発するとしている。国電集団総経済師の張樹民氏によると、中国国内の大型基地の風力発電開発はほぼ飽和状態にあり、今後の開発は、内陸の風力発電資源が豊かでない地区へと転向することになる。

 業界筋によると、これら低風速区の風力発電投資は一般に比べ5%高くなるが、これら地区は道路輸送や建設の条件に優れ、内部調節によってコストの増加分を消化することが可能であり、総合収益は高風速地区の風力発電所よりも高い。一部の風力発電設備メーカーはこの巨大な潜在市場に照準を合わせている。

 (中国証券報 6月23日)