6月22日、国電平庄煤業尼勒克能源化工有限公司の年産40億m3石炭由来SNG（代替天然ガス）プロジェクトが新疆自治区尼勒克県恰哈那木エネルギー化工パークで着工された。

　国電平庄煤業は最終的に年産100億m3のプロジェクトを建設することになり、第1期は40億m3、総投資額は268億元になる。付帯する炭鉱プロジェクトの生産能力は1,600万トン、総投資額は63億元。第1期プロジェクトは2つの段階に分けて建設を進め、第1段階は20億m3で、2015年12月に完成させる。第2段階の20億m3は2017年12月に完成させる。

　同プロジェクトの中核技術と中核設備は世界最先進のものを導入して、汚染物の排出を減らし、クリーン生産の要件を満たす。また、生産過程で生じる排気、廃水、固体廃棄物や騒音等に対して、末端管理と結びつける形で、有効な処置を採り、処置後の汚染源と汚染物をいずれも排出基準に適合させる。

　（中国能源網 6月24日）