「省エネ・グリーン・環境保護」が唱導される今日、クリーン・エネルギーは汚染物を排出しないエネルギーとして注目を集めている。クリーン・エネルギーには原子力や再生可能エネルギーも含まれるが、日本の放射能漏洩事故が原子力に深刻な打撃を与え、EUの多くの諸国は脱原発に走り、中国も新規の原子力発電プロジェクトを一時停止している。そこで、新エネルギー発電の重点として再生可能エネルギーが改めて見直されている。再生可能エネルギーは枯渇のないエネルギーであり、水力発電、風力発電、太陽光発電、バイオマス発電、潮汐発電、地熱発電等が挙げられる。

　6月22〜24日、第8回アジア風力大会と国際風力設備展覧会が開催され、風力発電を主とする中国の近年の新エネルギー発電の成果や新製品が発表された。これは今後の新エネルギー発展の展望を示すものでもある。中国は現段階では火力発電が依然として主要な発電方式であるが、新エネルギーが急成長中であり、すでに基本形が形成されている。

　（北極星電力環保網 7月15日）