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【エネルギー全般・政治経済】

中国とパキスタンがエネルギー協力を強化 (11/08/02)
2011/8/5
中国【エネルギー全般・政治経済】

 北京で開かれる中国・パキスタンエネルギー協力事業合同ワーキングチーム第1回会議において、パキスタン・イラン天然ガスパイプラインプロジェクトが討議される。

 消息筋によると、同会議は少なくとも18件の事業についても討議する。総計229.7万kWの4件の発電事業、40.5万kWの石炭火力発電事業、Thar炭鉱開発事業、4件の中小水力ダム、5件の送電事業、代替エネルギー事業や2件の地質探査事業など。すべてのエネルギー事業は3〜5年内に完成させる計画。

 ワーキングチームは、両国間のエネルギー分野の協力に関する了解覚書に基づいて設置された。この了解覚書は中国が提案し、二国間のエネルギー協力の仕組みを確立することが目的。ワーキングチームは、石油、天然ガス、石炭、在来型エネルギー、原子力、再生可能エネルギー分野の協力推進を任務とする。

 ワーキングチームのパキスタン側責任者であるカマル電力水資源相は、中国の企業や投資家がパキスタンの各種エネルギー事業に参加することを奨励し、水利、エネルギーその他の事業に投資する中国人に便宜と優遇を供与すると述べた。

 (中国石化新聞網 8月2日)