国家能源局からの情報によると、9月6日、中国−カザフスタン天然ガスパイプライン南線プロジェクト（Beyneu〜Shymkent）がカザフスタンにおいて着工された。

　同パイプラインは全長1,475km、設計上の年間輸送能力は100億m3であるが、150億m3まで拡張できる。中国とカザフスタン両国政府と企業間の関連協議によると、中国−カザフスタン天然ガスパイプライン南線は2013年に開通し、2013年9月にはコンプレッサーステーションが稼動する予定。

　同パイプラインが完成すると、中央アジア天然ガスパイプラインがカザフスタンの基幹ガスパイプライン及び西部の主要石油・天然ガス生産区と結ばれる。中国・カザフスタン両国の石油・天然ガス協力の戦略次元が高まり、両国のエネルギー協力の空間が一層広がることになる。

　（中国能源網 9月9日）