広東省粤電湛江バイオマス発電プロジェクト（2×50MW）の2号機が72+24時間のフル負荷試運転を順調に完了した。これにより単機容量と総設備容量ともに世界最大のバイオマス発電所が商業運転を開始したことになる。

　今年8月20日に1号機が稼動して以来、湛江バイオマス発電有限公司は、バイオマス燃料の供給や燃料成分の複雑性など様々な困難を乗り越えて、最終的に2号機の安全で質の高い稼動を実現した。試験運転中の平均負荷は50.3MW、負荷率は100.6％に達した。各種パラメータ指標は良好であり、中国国内のバイオマス発電分野で新記録を出した。

　このプロジェクトは国が奨励、支援する環境保護・再生可能エネルギー産業であるとともに、国と省が重点的に発展を進める省エネ・排出削減の日当たり産業である。環境保護、省資源、恵民、再生持続可能などの長所を備えている。同プロジェクトの全面稼動は、粤電集団が新エネルギー発電分野においてより一層大きな発展を遂げたことを示している。

　（中国能源網 11月21日）