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【石油・天然ガス】

ロシアと北朝鮮の共同ワーキングチームがガスパイプライン敷設について初会合 (11/12/01)
2011/12/1
アジア【石油・天然ガス】

 天然ガスパイプライン敷設に関するロシアと北朝鮮の共同ワーキングチームが11月30日、モスクワでチーム発足以来初の会合を行った。

 ガスプロム広報課が明らかにしたところでは、同社の副社長であり、ワーキングチームのロシア側責任者であるアレクサンドル・アナネンコフ氏が北朝鮮石油産業代表団並びに北朝鮮側ワーキングチームのメンバーと面談するとともに、共同ワーキングチーム初の会合を行った。双方はロシアから朝鮮半島向けの天然ガス供給や双方が関心を有するその他の問題について検討した。会合終了後、共同ワーキングチームは双方の専門家に委託して引き続きパイプライン敷設に関わる具体的な問題について交渉を進めることにした。

 北朝鮮最高指導者の金正日は今年8月末にロシアを訪問した際、ロシアのメドベージェフ大統領と、ロシアから北朝鮮を通過して韓国に到る天然ガスパイプライン敷設問題について討議し、双方は天然ガスパイプライン敷設で基本合意に達していた。


 構想によると、この天然ガスパイプラインは総延長1,100キロメートルで大部分は北朝鮮領内に敷設される。年間ガス輸送量は100億m3に達する。9月15日、ガスプロムと北朝鮮石油工業省は了解覚書に調印するとともに、共同ワーキングチームを設けて、この共同事業の具体的な実施を担当させることにした。

 (新華網 12月1日)