12月14日、華鋭風電科技股份有限公司副総裁兼CFOの陶剛氏は、風力発電産業の重点はコストではなく技術にあると表明した。

　これより先、業界関係者の間で、中国の人件費上昇に伴い、華鋭を筆頭とする国内新エネルギー設備メーカーのコスト面の優位が徐々に消失するとの見方がなされていた。この点について、陶剛氏は、設備メーカーにとってコストの抑制はもとより重要であるが、競争の重点はやはり技術面にあると指摘し、「風力発電機の寿命は一般に20年。我々の言うコストは製品価格だけでなく、製品のライフサイクルを体現するコストでなければならない。そのため技術と品質は殊の外重要だ」と述べた。

　もっとも、陶剛氏は、中国は風力発電設備製造の面で国際競争力を備え、中国の設備製造面の基盤は今や相当に厚いとし、中国企業は5メガワット級風力発電機のリリースとメガワット級風力発電市場への配置を整えていると述べた。

　（財経網 12月15日）